
ロケーション
岩手県花巻市
少年が銀河を走る列車で旅をし、友との別れや祈りを通して「ほんとうの幸い」を問い続ける幻想譚。風景は美しく、出来事は夢のように移ろうが、底にあるのは自己犠牲と救済の倫理だ。現実の孤独や痛みを、宇宙規模の比喩へと拡張し、読後に静かな余韻を残す。

どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。
英訳
Let's go forward together, anywhere and everywhere.
サマリー
引用文の概要と背景
この言葉は、物語の終盤、主人公ジョバンニが親友カムパネルラに向けて語りかけた、魂の誓いとも言える一節です。
文脈
銀河を旅する中で「ほんとうのさいわい(真の幸福)」とは何かを問い続けたジョバンニが、他者のために身を焼いた「蠍の火」のエピソードなどを経て、誰かのために生きることの尊さに気づき、親友と共にその道を歩む決意を表明するシーンです。
解説
「どこまでも」という繰り返しには、どんな暗闇や困難があっても二人でなら進んでいけるという強い意志と、永遠の絆への渇望が込められています。 しかし、この直後にカムパネルラは姿を消してしまいます(=死別)。そのため、この言葉は「叶わなかった願い」としての切なさを帯びると同時に、ジョバンニが一人で現実世界に戻り、「ほんとうのさいわい」を探し続けるための精神的な指針となる、作品の核となる言葉です。
Spotify
T-shirt Design

この作品は未発売です。下記よりご連絡いただければ販売いたします。
